不完全燃焼的思い出のひとつ
「不完全燃焼的思い出のひとつ」
咳がひどいのに、昨日買ってもらったばかりの左利き用のグローブで野球の練習に励む二男。昨日もお友だちのところに行って、ランニングや素振り100回などの基礎トレーニングをこなしてきたらしい。
なんかものすごく燃えている。それは2ヶ月ほど前に彼が柔道に燃えていた頃とまるで同じ。
さらにそれは、その数ヶ月ほど前に、彼が将棋に燃えていた頃とまるで同じでもあった。あの頃日曜日には欠かさずNHKのお好み対局を見ていたっけ。今はさっぱり。
そういえば私は小学校の頃、各学校対抗ソフトボール大会のために臨時で結成されたソフトボールチームの一員だった。
そのチームには、いっちょまえに一軍と二軍があって一軍と二軍にそれぞれの試合の日程もあった。
その中で私は、「一軍のショートの補欠」という、なんとも中途半端なポジションだった。
レギュラーの子の具合が悪くならない限り、私は試合には出場できないのだった。その子は具合が悪くなるなんて全然考えられないほど、めちゃめちゃ元気で活発な子だった。
ゆえに私なんて全然およびでなかった。
一軍の補欠は私のほかにも何人かいたと思うけれど、その子たちのことは、さっぱり覚えていない。
そのチームは、大会が終わったら解散になったけど、そのへんのところももうほとんど覚えていない。
覚えていることは、一度練習で、レギュラーの子の代わりにショートを守らせてもらって、はりきって、レフトがとるべきはずのフライを思いっきりバックして、とってしまったことと、
となりで練習している二軍のチームの子たちが、すごく一生懸命で楽しそうだったこと。
まあそのくらい。
その頃のことは、充実感も達成感もない「不完全燃焼のような思い出」のひとつとなっている。